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このメールは、アジル アソシエイツのお客様、
アジルアソシエイツが講演するセミナーにお越し頂いた方々、
その他の機会に名刺交換をさせて頂いた方々にお送りしています。
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「目指せ!購買改革!!」
〜調達購買マネジメント最前線〜
─────────────────────────── 2012.08.06 ─
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☆今週のメッセージVol.1「震災ビフォアアフター」
−したたかなバイヤーが調達・購買を変える−
☆アジルレポートVol.19 発行のお知らせ
☆「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」のお知らせ
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■ 今週のメッセージVol.1「震災ビフォアアフター」
□ −したたかなバイヤーが調達・購買を変える−
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今年の5月にメルマガでサプライチェーンリスクに対処するための
「可視化」「分散化」「標準化」しなければならない、と一般的に
言われているが、「無理ではないか?」ということを取り上げました。
その後5-6月にメルマガの読者および購買ネットワーク会のメーリングリスト
参加者を中心に震災前後での調達・購買部門の変化についてのアンケートを
実施しました。ここでの仮説は、多くの企業はちゃんと身の丈にあった
リスクマネジメント対応策をしているのではないか?というものでした。
しかし今回のアンケートで浮き彫りになって一番興味深かったのは、
「したたかなバイヤー像」でした。
今回のアンケート結果で最初に聞いたのは、震災、タイ洪水などの
被害前後での調達・購買部門の変化があったかどうかです。
約100名の回答者のうち8割強の企業で「変わった(変化があった)」と
回答されています。
それでは何が変わったのでしょうか?意外だったのは2位(13.4%)
「バイヤーの意識やスキル」という回答が多いことでした。
「原材料の調達責任についての意識が向上した。」
「災害発生時の初動が変化しました。」
「BCPの必要性を認識しはじめた。」
このようにバイヤーの意識が高まり、いざとなった時の対応スキルも
向上したということですが、たいへん象徴的な話です。
一方で、今までであればバイヤー主導でなかなか実現できなかった
「国内・外合わせて2社以上のマルチソース化」や「標準品の採用」
「代替品採用ルールの変更」なども今回の事案をきっかけに
社内で働きかけて実現した、もしくは実現に向けて進めている、といった
様子が窺える回答が多く見られました。
東日本大震災、福島原発問題、タイ洪水等、、2011年は調達・購買・資材
部門やそこに従事する担当者の方々には試練の年でした。
一方で調達・購買やサプライチェーンがここまで注目された年も近年には
なかったと記憶しております。この機会に多くの企業のバイヤーは
したたかに動き、自分達の意識やスキルを高めると同時に、社内で制約が
ありなかなか実現できなかったことを実現し結果的に調達性を考慮した部材の
選定や標準品の採用、海外品の採用などを実現しているということなのです。
一方で、まだまだ今回の部門改革についてはやりきれていない部分も
あるようです。それは「号令はかかったもののできていないのが実態である。」
という回答が全体の27.2%(1位)にも上ることからも分かります。
実際に今回のアンケート回答者数人にお会いして話を聞いてみると
「『BCP(Business Continuity Plan=事業継続計画)』にしても、
『ティア(調達)構造の把握』にしても本当に必要であり、実施可能な
ことからやっている」というのが大勢でした。
このように身の丈にあったリアリティあるBCPづくりに動いているバイヤーの
姿がここからも見えてきました。
今回のアンケート結果から私は「したたかなバイヤーたち」が事案から
調達・購買部門が重視されてはじめたことをきっかけに、社内的な
ステータスの一層の向上や調達性を考慮した部材の採用、もっと言えば
調達性を配慮した事業経営に向かわせようというたくましい姿を感じとりました。
本当に頼もしい限りです。この流れをこの場限りで終わらせるのではなく、
継続的な取組みとしてその「したたかさ」を発揮していって欲しいものです。
皆様にご協力いただきましたアンケート結果をレポートにまとめました。
ご協力有難うございました。またレポートの発表が遅くなりましたことを
お詫びいたします。
弊社ウエッブサイトから無償でダウンロード可能です。どうぞご参照ください。
(野町 直弘)
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■ ☆アジルレポートVol.19 発行のお知らせ
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新しいアジルアソシエイツレポートVol.19発表しました。
「震災ビフォアアフター −企業の調達・購買・資材部門はどう変わったのか−」
今年5-6月に実施しましたアンケート結果を基にしたたかなバイヤー像を
浮き彫りに!
アジルアソシエイツレポートVol.19を発表します。
http://www.agile-associates.com/2012/08/vol19.html
今回は震災ビフォアアフターということで昨年おきた東日本大震災や
タイ洪水などの事案を踏まえ、企業の調達・購買部門がどのように変わった
のかをアンケートおよびインタビュー調査より浮き彫りにしております。
ポイントは以下の通りです。
1.8割強の企業において事案の前後で調達・購買部門の取組みに変化があった。
2. 具体的な取組み内容の三本柱は「BCP」「マルチソース化」
「取引先との関係性強化」
3.リアリティあるBCPづくり、いざとなったら動く調達・購買部門、
個人のスキルに依存しない組織づくりが3つの大きな課題
したたかなバイヤー像とは何か?
弊社代表野町が鋭い視点で解説しています。
ダウンロードはこちらから。
http://www.agile-associates.com/2012/08/vol19.html
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■ 「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」のお知らせ
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2012年8月、9月開催のプログラムをご案内いたします。
皆様のお申込をお待ちしております。
【現場学セミナー】
「調達・購買人材向け交渉力」セミナー
講師:野町直弘
日程:2012年 8月 24日(金)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「中堅バイヤー育成」セミナー
講師:野町直弘
日程:2012年 9月 12日(水)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
皆様のお申込をお待ちしております。
企業の個別研修をお引き受けします。
ご依頼、ご質問等々は、次のメールアドレスまで!
info-ag@agile-associates.com
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