アジルアソシエイツでは、メールマガジン「目指せ!購買改革!!」を発行中(無料)です。ぜひお申込下さい。
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このメールは、アジル アソシエイツのお客様、
アジルアソシエイツが講演するセミナーにお越し頂いた方々、
その他の機会に名刺交換をさせて頂いた方々にお送りしています。
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「目指せ!購買改革!!」
〜調達購買マネジメント最前線〜
─────────────────────────── 2012.08.20 ─
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☆「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」のお知らせ
<<10月以降のプログラム発表>>
☆今週のメッセージ「コスト削減の大事なポイント」
−落としどころを考える能力−
☆アジルレポートVol.19 発行のお知らせ
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■ 「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」のお知らせ
□ <<10月以降のトレーニングセミナーの計画を発表いたしました。>>
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2012年度下期開催のプログラムを弊社Webサイトに発表いたしました。
今回は新プログラムやご要望の多かったプログラムの実施も計画しております。
皆様のお申込をお待ちしております。
【2012年8-9月(上期)実施】
「調達・購買人材向け交渉力」セミナー
講師:野町直弘
日程:2012年 8月 24日(金)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「多数お申込みをいただいております。年一回のご受講の機会に
なりますので、お早目にお申込みください!」
調達・購買・資材・契約部門の『中堅社員(バイヤー)のために育成研修』
(旧:中堅バイヤー育成」セミナー)
講師:野町直弘
日程:2012年 9月 12日(水)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「購買経験3-10年程度の中堅バイヤー向けの新しいプログラムです!」
【2012年10-2013年3月(下期)実施】
『調達・購買業務基礎』セミナー
講師:野町直弘
日程:第一回:2012年10月26日(金)
第二回:2012年12月14日(金)
第三回:2013年 3月15日(金)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「アジルアソシエイツの名物セミナーです。
購買担当者としての心構えから技法・手法の基礎を学べます!」
『経費削減・間接材購買入門』セミナー
(旧:「非製造業担当者のための購買業務基礎」)
講師:野町直弘
日程:2013年 1月18日(金)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「経費購買、間接材購買の草分け的存在が教えるコスト削減のコツが
評判です!」
調達・購買担当者のための『コスト削減の基本と見積り査定入門』セミナー
講師:坂口孝則
日程:2012年 11月15日(木)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「アジルアソシエイツの定番セミナーです。
カリスマ講師によるセミナーです!」
『調達・購買業務の効率化と原価低減を可能とするシステム化、
定石と勘所』セミナー
講師:柴田 晴康
日程:2013年 2月 8日(金)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「前回大好評でした。経験40年のベテランSEが説く、
調達・購買業務へのシステム活用の着眼ポイントを伝授します!」
調達・購買・資材・契約部門の『中堅社員(バイヤー)のための育成研修』
講師:野町直弘
日程:2013年2月22日(金)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「9月に続き2月にも開催します。購買経験3-10年程度の
中堅バイヤー向けのプログラムです!」
調達・購買・資材・契約部門長向け『調達・購買改革リーダー研修』
講師:野町直弘
日程:2012年 12月7日(金)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「今回新規プログラムの目玉です。企業経営に寄与する
調達・購買部門とは?参加者皆で考えていきましょう!」
皆様のお申込をお待ちしております。
企業の個別研修をお引き受けします。
ご依頼、ご質問等々は、次のメールアドレスまで!
info-ag@agile-associates.com
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■ 今週のメッセージ「コスト削減の大事なポイント」
□ −落としどころを考える能力−
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今回は2007年3月に発行しましたメルマガ(ブログ)の再掲です。
いつも原理は変わらないものですね。
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私は調達・購買分野に特化したコンサルティング会社を経営していますが、
自分で言うのも何ですが、あまり商売が上手い方ではないと思います。
社員にも、ましてやお客さんからも言われます。
もともと口が上手いほうではないですし、
できないことは「できないです。」ってはっきり言いますし、
わからないことは「わかりません」って言いますし、
お客さんだけでできること、やらなければならないことは、
「それは自分たちでやってください。」と言ってしまいます。
あまり誉められることではないのかもしれませんが、それは私がある信念を
持っているからです。
それは「短期の自社の利益よりも中長期での顧客の価値に貢献して
信頼を得る」ことです。
最近は大分少なくなりましたが、過去コンサルティング等の提案現場で
「それでいくらコスト低減できるのか?」という投げ方をされました。
また所謂「ベンチマーク値との差でどれだけコスト低減できるのか?」という
ことを求められるケースも多々ありました。
そこでもっともらしく「XX億円削減可能です。」と宣言できればいいですが、
考えてみてください。そんなことはまやかしに過ぎません。
購買経験者なら分かるでしょう。
だいたいバイヤーは価格交渉やサプライヤセレクションを行う時には、
所謂「落しどころ」なる価格レベルを持っています。
この「落しどころ」はあらゆるサプライヤからのヒアリング情報、
ベンチマーク情報、過去の履歴価格情報、市況情報、需給の状況
その他もろもろの情報を考察して、「だいたいこれくらいだろう」という
バイヤー個人もしくは組織の判断で決められるものです。
この「落しどころ」が会社としての目標価格として設定されるケースと、
バイヤー自身が持つ感覚値として存在する場合の両方のケースがありますが、
いずれにしても価格決定時には事前に予測した「落しどころ」を目標に
交渉を行うのが普通です。
但し、実際の現場では、この「落しどころ」が外れるケースが殆どです。
これは「落しどころ」まで至らないケースもありますが、予想以上に
下がってしまうケースも多々あります。
予想以上に下がった場合「良かったですね。」になりますか?
「なりません。」むしろ「今まで何をやってきたんだ?」につながります。
いずれにしても日々交渉を行っているベテランバイヤーにしても
コスト低減額を事前に予測することは難しいことなのです。
ですから私は「XX億円削減可能です。」などとは言いません。
せいぜい「XX億円削減を目標にしましょう」とまりです。
我々は過去何百件という購買案件を支援してきました。
コスト低減はその結果にしかすぎません。また、目標価格を大幅に超える
削減ができたケースも多く見てきましたし、サプライヤの経営状況を
しっかり分析した結果、とても無理な低価格を最終的には提示してきた
ケースも見てきています。
当然のことですが、コスト低減がプロジェクトの成果となった場合、
投資に対する効果を何らかの形で事前に示す必要はあります。そのための
目標設定は確かに重要です。
ただ、もっと大切なことがあるのではないでしょうか?
それはあらゆる情報を収集分析して、落しどころを作る能力です。また、
このような能力を企業の業務として定着させることです。
「落しどころ」の精度を上げていくこと、それがその企業にとっての
中長期的なベネフィットにつながると信じています。
我々が公正かつ透明なサプライヤ評価・選定にこだわるのは、
サプライヤとの関係は決してその場限りのものではないからです。
中長期的なものだからです。
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私が講師をしている「調達・購買業務基礎」トレーニング・セミナーでは
最後の1時間半位で「サプライヤ評価・選定」のケーススタディを行います。
これは単に技術的な手法を習得するだけでなく、サプライヤ選定という判断は
調達・購買担当者の責務であり、その判断一つで特定のサプライヤの経営に
大きな影響を与えることなんですよ、ということを伝えたいからです。
「価格は安ければ安い方がよい」「コスト削減額は大きい方がよい」と
なりがちですが、それより重要なのは、「何故この価格にしたのか」
「なぜこのサプライヤを選定したのか」これを考える能力なのではないかと
いうことなのです。
サプライヤ選定もただ単純に「評価したらこのサプライヤが得点が一番だった
ので・・」だけではなく、「このサプライヤを選定する(しなかった)ことに
よる中長期的な関係性をどう構築していくのか・・」まで考えているか、
これが本当に重要なことなのです。
(野町 直弘)
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■ ☆アジルレポートVol.19発行のお知らせ
□ 「震災ビフォアアフター」好評です。
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先般発表いたしましたアジルレポートVol.19「震災ビフォアアフター
−企業の調達・購買・資材部門はどう変わったのか−」ですが、
非常に好評で多数の方にダウンロードしていただいております。
当レポートは今年5-6月に実施しましたアンケート、インタビュー結果を基に
震災ビフォアアフターということで昨年おきた東日本大震災や
タイ洪水などの事案を踏まえ、企業の調達・購買部門がどのように
変わったのかを浮き彫りにしております。
ポイントは以下の通りです。
1.8割強の企業において事案の前後で調達・購買部門の取組みに変化があった。
2. 具体的な取組み内容の三本柱は「BCP」「マルチソース化」
「取引先との関係性強化」
3.リアリティあるBCPづくり、いざとなったら動く調達・購買部門、
個人のスキルに依存しない組織づくりが3つの大きな課題
アジルアソシエイツレポートVol.19はこちらから無償でダウンロードできます。
http://www.agile-associates.com/2012/08/vol19.html
ご参照ください。
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