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このメールは、アジル アソシエイツのお客様、
アジルアソシエイツが講演するセミナーにお越し頂いた方々、
その他の機会に名刺交換をさせて頂いた方々にお送りしています。
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「目指せ!購買改革!!」
〜調達購買マネジメント最前線〜
─────────────────────────── 2012.05.08 ─
+++++++++++ 事務所移転のお知らせ +++++++++++++
平素よりメルマガをご購読いただき、ありがとうございます。
このたび弊社 株式会社アジルアソシエイツは5月より下記に移転致しました。
今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
新住所:〒102-0083
東京都千代田区麹町6-4-9 ミュゼ麹町4階
電話:03−6675−3210
FAX:03−6675−3216
携帯:090−7705−7632(野町)
株式会社アジルアソシエイツ
代表取締役 野町直弘
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☆今週のメッセージVol.1
「何かおかしくないか?昨今の日本の調達・購買(その2)」
☆アンケートご協力のお願い
☆「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」のお知らせ
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■ 今週のメッセージVol.1
□ 「何かおかしくないか?昨今の日本の調達・購買(その2)」
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私の手元に日経ビジネスの特集記事があります。
「不屈のサプライチェーン」という震災、タイ洪水を特集した記事です。
「そもそも東日本大震災およびタイ洪水によって日本の製造業が
業績を悪化した最大の要因は、重要部品の調達先が特定の部品メーカーに
集中していたためだった。」
「いざという時に代替可能な複数の工場、物流ルート、調達先を抱え、
有事によって主要なサプライチェーンが遮断されても
事業継続ができる体制を築き、全世界のグループ企業を
機動的に動かすこと。」(が重要。)
「1次下請けのみならず、2次、3次のレベルまで、
どの部品、素材メーカーが製造に関わっているか、確認することが急務。
そのうえで、生産拠点の分散具合など、各部品メーカーの
リスク耐性度を把握し、全社で共有する。それが、できないと
自社のサプライチェーンの弱点、つまり優先して補完すべき部分すら
見えてこない。」
その上で、日本企業は今後のサプライチェーンリスクに対処するために
「可視化」「分散化」「標準化」しなければならない、と書かれています。
皆さん、どう思いますか?
私はこう思います。「無理でしょ、って。」
当然のことながら書かれていることは正しいですし、
理想的には、ということも理解できます。
また”主な”品目や”主な”サプライヤを対象にしましょう、ということも
十分理解しています。
それを理解した上でも「実行できるのは、ほんの一握りの企業。
また、それが元で多くの企業が色々な顧客の要請を受けて原材料・部品の
調達先を調べ続けている」ような姿が目に浮かびます。
ある人は言います。「まずはISO、次は環境規制、内部統制対応、
そして今度はBCPと可視化、、いずれにしても経営の過剰反応に
振り回されています。そして数年後には
何であんなことに振り回されたんだろう、ってことになるんです。」
多くのコンサルティング会社はこのようなオーバーアクション的な
動きに対して、もの凄く機敏に反応します。なぜならお金の種になるからです。
私も一応コンサルタントなので、あるべき論や先進的な事例を
顧客に伝えたり、それを目指して改革を進めることもあります。
ただ、できないことはできないんです。
私の著書「調達・モノを買う仕事」で
「全ての企業がトヨタ自動車のやり方ができる訳はないし、
真似をしても上手くいかない。その企業の置かれている環境や状況に応じた
対応や施策を打つことが望ましい」と書きました。
今回のリスクマネジメントブームもまさにその通りなのではないでしょうか?
先回のメルマガでは「昨今の日本の調達・購買がどうもおかしい」
ということを書きましたが、今回の風潮にも疑問を感じざるを得ません。
いや、「可視化」「分散化」「標準化」しなければならない、という風潮は
正しいんです。でもできるんですか?、
どこまで実際にやっているんですか?なんです。
もしかしたら多くの企業はちゃんと身の丈にあった対応策を
しているのではないか?と。
震災の時に企業の調達・購買・資材部門や担当者がどう動いたか?は
既に多くのサーベイがされていますし、購買ネットワーク会からも
「大震災のとき!」という本も出版されています。
しかし、震災、洪水などの事案の前後で企業の調達・購買・資材部門や
担当者がどう変わったのか?これはまだ誰も包括的に把握していません。
今回私が調達・購買・資材担当者向けのアンケート調査をしたのは、
このような背景からなのです。
ということで、まだご回答されていない方には是非とも
ご協力お願い申し上げます!!
http://enq-maker.com/9TVvwdd
(野町 直弘)
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■ 「震災前後の調達・購買・資材部門の変化」について
のアンケートご協力のお願い
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東日本大震災、福島原発問題、タイ洪水等、、
2011年は調達・購買・資材部門やそこに従事する担当者の方々には
試練の年でした。一方で調達・購買やサプライチェーンが
ここまで注目された年も近年にはなかったと記憶しております。
昨年は購買ネットワーク会の同志から
「大震災の時に日本の調達・購買・資材部門がどう動いたか?」という視点で
ヒアリングさせていただき「大震災のとき!」という一冊の本を出版しました。
さて震災後1年が経ちましたが巷では「分散化」「可視化」「標準化」という
キーワードの元、購買調達部門の取組みに大きな変化があったという話を
よく聞きます。一方でいろいろな制約があり、それほど大きな変化が
おきていないという声も聞かれます。
他方で多くの方から
「ティア構造の見える化はどのレベルまで行えばよいでしょうか?」
「調達部門のBCPはどのような内容まで盛り込むべきでしょうか?」
などのご質問をうけることがあります。
全ての企業が「分散化」「可視化」「標準化」できる訳がありません。
では本当の実態はどうなのでしょうか?
アジルアソシエイツでは「日本企業の震災前後の調達・購買・資材部門の変化」
について調査を行い実態を浮き彫りにしていこうと考えています。
つきましては簡単なアンケート調査を実施したく考えておりますので
ご協力をお願い申し上げます。
http://enq-maker.com/9TVvwdd
今回は企業を対象としたアンケートではなく、購買部門に属する個人を
対象にしております。
企業の購買部門に属す方であればどなたでもお答えいただけますので
是非ともご協力お願い申し上げます。
調査結果は5月中にでも取りまとめ報告書を作成いたします。
http://enq-maker.com/9TVvwdd
よろしくお願い申し上げます。
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■ 「調達・購買人材向けトレーニングセミナー」のお知らせ
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2012年5月、6月、7月開催のプログラムをご案内いたします。
皆様のお申込をお待ちしております。
【基礎セミナー】
製造業「調達・購買業務基礎」セミナー
講師:野町直弘
日程:2012年 7月 18日(水)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
【現場学セミナー】
「中堅バイヤー育成」セミナー
講師:野町直弘
日程:2012年 5月 23日(水)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
「コスト削減の基本と見積査定入門」セミナー
講師:坂口孝則
日程:2012年 6月 19日(火)
お申込・詳細はこちら
http://www.agile-associates.com/training.html
皆様のお申込をお待ちしております。
企業の個別研修をお引き受けします。
ご依頼、ご質問等々は、次のメールアドレスまで!
info-ag@agile-associates.com
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