第38回 バイヤーキャリア診断

購買ネットワーク会の共催社のDream Innovation LLPが、バイヤーのキャリア診断ツールのβ版を公開しました。

30問の質問に回答すると、回答者のタイプや購買業務の中で最も向く業種などについて、診断結果が確認できるというものです。

グラフは割愛しますが、私の診断結果をご紹介しましょう。

診断結果
タイプ 購買リーダータイプ1
基本的特性 使命感を持ったタイプ。変革を起こすことができ、リーダーに向いている。無理なコスト計画をやりとげていく人である。
購買業の中で最も向く業種 大型プロジェクトのコストマネージャーとして豪腕を振るえる仕事
陥りがちなワナ 誰もが無理と思う仕事を成し遂げる可能性が高い。ただし、その強い積極さが周囲を痛めつける。他者の発想や思いつきを否定してしまい、よりよい考えを身に付ける可能性をなくしてしまう。より柔軟性を持つ必要があり、それを意識せねばならない。
どのような強みをもっと活かすべきか 大型のプロジェクトや、皆を一方向に進ませる管理部門としては適任。上司の絶対的な指示のもと業務をするのはあまり向かない。強引にでも周囲をひきつけ、使命感を持って突き進むリーダーシップを発揮することができる。
最も高い基本特性 「理論性」

感想としては、当たってる部分もあり、新たな自分を発見した部分もあり、という感じでしょうか。

入力にあたって、ちょっと分かりにくい箇所もあるかもしれませんが、業務の息抜きに、ご興味のある方は、お試しください。

ところで、日本人は(他の国の人がどうかはしりませんが)、この手の自己分析や自己診断が好きな民族ですよね。「自分が何者であるか知りたい」という意識から、血液型占いや星座占いが生活の身近なものとして定着し、動物占が流行ったりしたのも同じ理由ではないかと思うのですが、みなさんはどうお考えでしょうか。

2006年9月
田中 亮